髪を15㎝ほど切り、久しぶりにボブにしました。
美容師さんと相談しながら切ってきたのですが、50代の薄毛に悩む人が手軽にごまかせるヘアスタイルはボブ!だそうです。
髪にボリュームを出す髪型というテーマで美容師さんといろいろお話ししてきましたので、これから髪を切る予定のある方の参考になれれば幸いです。
また、薄い分け目を目立たせなくするジグザグ分け目や、前髪の薄い場合の髪形など、いろいろアレンジしています。
カット後
カット前(左はSNOWなので白いです)
3年くらい前に髪をかなりベリーショートに切って以来、やはりロングのゆるふわっぽいヘアスタイルにしたくて伸ばしていたのですが、今回かなり髪を切ってきました。
ロングを断念したのは、薄毛がかなり進んできてしまっているからです。
自分でも前頭部が薄くなって地肌がだいぶ見えるようになってきたなあと自覚はあったのですが、姉にも友人にも、前髪が薄い薄い!と言われるようになりました。
髪の分け目は地肌が見えるようになってしまったし、髪を後ろでまとめると、こんな風に地肌が強調されて薄毛がよけいに目立つようになってきました。
前髪も薄いけど分け目も薄くて目立ってしまい、悲しい50代です。
髪がフサフサの方がうらやましい。
髪にボリュームを出す髪型とは?
どんな髪形をしたら薄毛を隠せるのか美容師さんに相談してみました。
私の場合、つむじが2つあるのでつむじ付近が割れてしまう、頭のかたちがゼッペキ、髪質はくせっ毛・・・という問題があるのですが
- ロングは髪の重みでペタンコになるのでやめたほうがいい
- ベリーショートならトップをふんわりさせることができる
- 前髪を作った方が分け目が目立たない
- 髪のくせを生かして、くびれのあるボブにしてゼッペキを隠す
などなどいろいろ提案してくださったので、もうお任せします!ということでお願いしました。
ロングヘアは薄毛をよけいに目立たせる
ロングヘアの頭の上部分は、髪の重みでぺったんこになりがちですよね。
ぺったんこになると、分け目がどうしても際立ってしまい、薄毛が目立ちます。
短めのボブにすると、髪が軽くなる分、ふんわりします。
また、髪が軽くなるので、後頭部にボリュームを出しやすくなります。
左はセット前ですが、右側はストレートアイロンでゼッペキの後頭部にふくらみをつけています。
ロングヘアはこのようなふくらみをつけられないのですが、ボブならできます。
今使っているストレートアイロンのヘアビューロンは、髪のうねりがとれ髪に艶がでるのでとても気に入っています。
くびれ・・というかふくらみの下部分は、何もしなくても私の場合、時間とともにくせがでてきてちょっと外はね風になります。
前髪のフロント部分を深く多めにとるショートヘア
このショートヘアは3年前くらいですが、トップの分け目をあえて作らない、フロント部分を深く多めにつくるようにカットしていただいたので、ふんわりと自然なボリュームがでました。
赤い線が入ってる部分が短めにカットされています。この短い部分を、髪をひっぱりながらドライヤーをあてて乾かすと、ふんわりします。
「トップの分け目を作らないカット」はショートだからこそできる髪型です。
とても気に入ってたのですが、じつはセットがすごく大変でした。
私はもともと、くせっ毛で髪にうねりがありますし、髪が短いと寝癖がひどいので、こんな風にするにはアイロンでかなり癖を伸ばさないとなりません。
朝は忙しいですし、根が面倒くさがりやなのでここまで短くするのは、もうできないかなあと。
でもけっこう気に入っていました。
50代の薄い前髪は分け目ジグザグボブがおすすめ
50代の薄毛で一番最初に「薄い・・・」と気になってくるのは前髪ではないでしょうか。
ショートヘアなら、トップ部分を軽くしてボリュームを出すことはできますが、ボブはそれができません。
でも前髪の薄さを、分け目をジグザグにすることで目立たせなくすることができますよ~と美容師さんが教えてくれたので、やってみることにしました。
ちょっとわかりにくいのですが、こんな風にジグザグにします。
このあと作り方を記述しますので、もう少しおつきあいください^^
ボブにくびれをつくる
ボブにくびれを作ることで、頭の形がよく見えるようになります。
美STのウェブサイトにとてもステキな画像がありました!
顔周りの長い髪で小顔に、そして優しいニュアンスがてて素敵ですよね。
前髪からの流れるようなライン、大人の女!ってかんじでかっこいいですよね。
そして、この髪型をしたくて、この画像みたいにしてください!と頼んで切ってもらったのがこの髪型。
あれ・・・?なんかちがう(笑)
ぜんぜん違う。
美容院あるあるですね。
まあ、こんなもんですよね。モデルさんみたいにはとうていなれない。
前髪パッツンのボブはフロント部分を多めにつくる
先日、前髪を少し横に流すように長めにカットしてもらったのですが、時間が経つと前髪が下がってきてしまい邪魔なんで、前髪パッツンしてきました。
前髪が薄いのでいいかんじにスダレになります(笑)
もっと前髪が多ければいいんですが、これでもセット前はもっと薄いんですよ。
じつはこの前髪も、かなりフロント部分を多めに作っています
美容師さんに、「前髪多めにつくってください、なるべく上から取って」と頭頂部近くから作ってもらってます。
左がドライヤーで乾かしたままで、右側がヘアアイロンを使って前髪をふんわりセットしています(すっぴんですみません)
前髪をふんわりさせるコツは、毛束を少しづつ取ってヘアアイロンで巻くことです。
やり方は前髪を上下2段にわけて、まず下の毛束を少しずつとって巻きます(下だけで3回ほど)
私の場合、下段の生え際の前髪(ひよひよしてる細い毛がうねっている)があるので、この髪をアイロンで伸ばすことから始めます。
それから上の段も数回に分けて少しの毛束で巻いてから、最後に髪を散らせるようにしています。
ふんわりさせないと地肌が透けてしまうので、がんばって巻いています。
頭頂部の薄さはこの程度しか隠せませんが・・・残念。
髪の分け目を隠すジグザグ前髪の作り方
シャンプー後、ドライヤーで乾かしただけの生え際です。
白髪も目立っていますね。
この生え際を、オイルを1滴使ってジグザグに分け目を作っていきます。
ササっと作っただけですが、意外と簡単にできます。白髪も隠れます。
薄い前髪を交互に分けることで、髪が立ち上がりふんわりします。
私は夜シャンプーするので、寝る前に軽くジグザクを作っておきます。そうすると、翌朝のセットが簡単になります。
シャンプー後、タオルドライのあとにオイルを1滴
シャンプー後タオルドライをしっかりしたあと、ドライヤーで髪を乾かす前に、オイルを1滴、髪にまんべんなくいきわたらせます。
オイルを使うのは、ドライヤーの熱から髪を守るためという理由のほかに、パサつかせない、髪のスタイリングをしやすくするというメリットもあります(サラサラヘアだとスタイルが作りにくいので)
髪を立ち上げるようにドライヤーで乾かす
髪がぺたんこにならないように、分け目部分の髪を上に引っ張りながら、ドライヤーをあてて乾かします。
ドライヤーを右からあてたら、次は左からと、交互に風をあてて乾かします。
ちょっと面倒ですが、このひと手間を加えると、髪が立ち上がりやすくなるので、ぜひやってみてください。(最後に冷風をあてることも忘れずに)
髪の分け目を交互に作っていく
髪の生え際(前部分)から順番に、分け目を交互に、ジグザグに作っていきます。
1の部分は少し多めに髪をとりますが、3,5あたりは少なくとります。
青側より赤側の毛の分量の方を多めにします。
だいたいこんな感じで、寝る前に分けておきますが、翌朝にもう一度セットしなおすので、夜はテキトーでかまいません。
じゃあ、夜セットしなくてもいいのでは?って思うかもしれませんが、寝る前にこんな風に形を作っておくと、朝になると髪の生え際が立ち上がっている・・というか生え際がふんわりしていることが多いのです。
そして朝もう一度、ジグザグに分けますが、ジグザグ後にこの分け目の形がキープするように「ワックス&オイル」をつけて、最後の仕上げを手ぐしで整えていきます。
※ワックスだけだと、髪のツヤなくなってしまうので、オイル1滴にワックスを混ぜてなじませてから髪につけます(美容師さん奨励)
ワックス&オイルのつけ方も、髪を揉むようにして空気を含ませるようにつけてくださいね。
そして最後に、2、4,6の赤い部分の髪をかっこよく前に引っ張って形を整えます。
※型をキープするなら仕上げにスプレーを使ってください。
このように分け目が隠れます。
後ろから(6の部分)から髪を前にもってくると、ジグザグ部分の分け目もごまかせます。
ヨシキさんもジグザク前髪❤
使用しているオイルとワックス
ワックスとオイルは、ドラッグストアで買えるものでもいいと思いますが、ポーラのフォルムのオイルが優秀でしたので、紹介させてください^^
私はシャンプー・コンディショナーは同じポーラのグローイングショット(夏はフォルム)を使っているのですが、このエモリエントオイルオイルの口コミが、「艶が出た、パサつかない、乾燥しない、コスパ良し」そしてリピート購入されている方が多いので私も試しに購入したのですが、115mlと大容量なのに2,420円(税込)で口コミどおり、コスパも文句なし!
ワックスと混ぜて使うときは1プッシュだと多いくらいなので、半プッシュで充分です。
あまりオイルが多いと髪がペタっとしてしまうので、少量で大丈夫です。
香りはシャンプーのフォルムと同じでメンソール系のオトコマエな香りです。
ワックスは、プロダクト・ヘアワックスを使っていますが、テクスチャーが固くてボソボソしているのでオイルなしでは使えません。
香りはオレンジ風な柑橘系なので好きなんですが、使いづらいのであまりおススメはできないかなあ・・
ヘアパックで髪につやを出そう
野沢さんのボブ写真のように、髪にニュアンスを持たせるためには、ワックスやヘアクリームを使用した方がいいのですが、薄毛の人はワックスやクリームを使うとペッタンコの髪がますますペッタンコになってしまう可能性があります。
そんなときはシャンプー後に使う上質なヘアパックで髪にツヤを出して、パサパサ感をなくしておきましょう。
このビタミンEのつぶつぶが入ってるヘアパックを使うと、髪がサラサラになりツヤもでます。
髪のパサつきも押さえられ、表面のフワフワした髪の毛が落ち着きますので、オイルやワックスを使わなくても髪がいい感じにまとまります。
シャンプーはシリコン入りを使って生え際を立ち上げる
シリコン入りのシャンプーは、髪が染まりにくい・・などの理由で嫌われやすいものですが、髪のボリュームを出すなら、シリコン入りは必須です。
シリコンって、髪の毛をコーティングするのでサラサラと指通りが良くなるほか、髪にコシやハリをだしてくれる働きもします。
なのでノンシリコンにこだわるより、シリコン入りを使用した方が髪の生え際が立ち上がるので、薄毛に悩んでいる方はシリコン入りを使ってみてください。
市販のシャンプーで、ボリュームアップをうたい文句にしている製品は、たいていこのシリコンが入っています。
こっちはリフィル
私の使用している【ポーラ】グローイングショット シャンプー&コンディショナー は、このボリュームアップシリコンが入っているので、髪がふんわりするし香りがよくて気に入っています。
分け目(頭皮)を紫外線にあてない
紫外線がお肌に良くないことは知っていますが、頭皮にも紫外線があたると、劣化しやすいってご存知ですか?
とくに分け目がいつも同じ個所の方は要注意です。
頭皮も顔のお肌も同じです。なるべく紫外線にあたらないよう、分け目を変えたり、帽子をかぶる、日傘を使う、などで頭皮を紫外線から守りましょう
50代に似合う髪型はボブ まとめ
- 長い髪は重みでペッタンコになりやすい
- シャンプーはシリコン入りでふんわりさせる
- 分け目は髪を上にひっぱりながらドライヤーあてる
- ジグザグ前髪をつくる
- ヘアオイルやクリームを使用して形を作る
- 頭皮を紫外線から守る
50代の薄毛という悩みに似合う髪型はボブまたはショートヘアということで、髪をバッサリ切ったりしました。
長い髪を切るときはちょっと勇気がいりますね^^
ボブにもいろんなニュアンスのボブがあるので、恥ずかしがらずに美容師さんに髪の悩みや自分の弱点などを話して、プロのアドバイスを聞くと、ボリュームのある髪型に出会えると思います。
それからふんわり感も大事ですが、髪がパサパサしてると老け感が倍増します。
こちらの記事で誰でもお手軽に髪にツヤをだすグッズなどをご紹介しています。
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