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白髪ぼかしハイライトデメリット多い!58歳で実際やってみたレビュー

白髪ぼかし デメリット

雑誌やSNSで「白髪ぼかしをおすすめ!メリットいっぱい」系の記事を見かけるので、実際にやってきました。

もちろんメリットもあるんですが、実際はデメリットの方が多い!と私は感じたので率直にレポートします。

白髪ぼかしの難点、色落ち具合や実際に白髪は目立たなくなるのか?、白髪ぼかしその後・・・などをレポートします。

白髪ぼかしやってみたいなあ~という方の参考になれたらうれしいです。

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白髪ぼかしハイライトとは

白髪ぼかしハイライトは、白髪と黒髪が混ざるように細いラインでハイライト(ブリーチ)を入れ、白髪を目立たなくすることです。

同じブリーチでも、メッシュは太い束で脱色して髪色をデザインするのに対し、ハイライトは髪を細かいラインでブリーチするので、ナチュラル感がでます。

細かくブリーチすると髪色に自然に濃淡ができるので、髪が立体的に見えボリューム感がでる効果もあります。

白髪染めをされている方は、「もうちょっと髪色を明るくしたいな~」と思っても、

美容師さん
美容師さん

明るい色は白髪が染まりにくいんですよね・・・

と言われてしまい、白髪をちゃんと染めたい場合はを白髪染めを使うため暗めに色が入ります。

白髪ぼかしは、ブリーチ(脱色)してからオシャレ染めで髪の色を染めていくので、明るめの色で染めることができます。

なので通常の白髪染めより、値段も時間も1.5~2倍かかります。

白髪ぼかし、実際やってみたレポート

50代 女性 白髪染め
ビフォー画像です。

58歳で白髪がたくさんあるので一般的な白髪染めをしています。

人生初のブリーチに挑戦です!

染めた色は長持ちしないと説明される

ブリーチした髪を染めてもシャンプーするたびに色が落ちていき、1か月もするとブリーチした部分は黄色っぽくなると説明されました。

なので美容院で仕上がった髪色はそのときだけで、1ヶ月後くらいに(黄色くなったら)また染め直せばいいのですが、その黄色い髪も楽しみたかったので

黄色くなった髪と黒い部分が自然になじむように染めてほしい、白髪も目立たなければさらにうれしい

と、お願いしました。

美容師さん
美容師さん

では黄色くなる部分が細ラインで出るように、細かく細かくブリーチをいれていきますね。

白髪ぼかし ブリーチ

かなり細いラインでハイライトが入っています。

私の白髪部分に合わせてブリーチのラインを作っていってくださったので、このブリーチ作業にはかなり時間がかかりました。感謝です。

おしゃれ染めの前のブリーチ直後の色は、黄色っぽいスジがシュッシュって入ったせいか、顔周りが華やいでいました。

ブリーチ1回目のせいか、髪色はそこまで黄色いとは感じませんでした。

白髪が多めの部分だけのブリーチがおすすめ

私の場合、白髪が髪の分け目~頭頂部に多く、後頭部やうなじ付近には白髪がないため、ブリーチを後ろ部分にも入れるか聞かれました。

美容師さん
美容師さん

髪をしばったときに内側に細かく色が入ってるとステキですよ

と言われ、ステキになるなら❤とお願いしましたが、これは後でかなり後悔しました。

ブリーチ後は髪にかなりのダメージがあり、うしろ髪がかなりもつれるようになってしまいました。

髪のダメージを最小限におさえたいなら、髪の動きが見える表面だけにブリーチをした方がいいかもしれません。

ブリーチ部分は最小限に!

白髪ぼかし 値段と時間

美容室によって値段の違いがあるので参考までに。

私の行っている美容室は、

白髪染め+シャンプー・カット・トリートメントで、約10,000円/2時間

白髪ぼかし+シャンプー・カット・トリートメントで、約16,000円/2時間半~3時間

くらいだったと思います。

トリートメントはスチームつきのスペシャルでヘッドスパもしています。

白髪ぼかしのメリットは若見えする

白髪ぼかしハイライトを実際やってみて、50代だからこそ感じたメリットを述べますね。

髪色に濃淡がでるのでボリュームアップしてみえる

白髪ぼかし 髪にボリューム

白髪ぼかしをするとシャンプーのたびに色落ちしていくので、ブリーチと地毛部分の髪に濃淡がでてきます。

髪に濃淡があることで自然に影ができて立体的に見えるようになり、ボリュームを感じられます。

これは想定外だったので、かなりうれしいです!

白髪のキラキラが目立たない

白髪を染めて数週間たつと、白髪がキラキラと金髪化してきますよね。

ブリーチして黄色くなった髪とキラキラ部分が似たような色になるので、白髪ぼかしをするとこのキラキラが目立たなくなります。

髪を巻いたときのふんわり感UP

50代 美魔女への道

画像ではわかりにくいのですが、髪色が明るくなると髪を巻いたときのふわふわエアリー感がUPします。

暗めの色で髪を巻いてたときより、今の方が明るい表情に見えるというか。

白髪ぼかし デメリットもいっぱいある

白髪ぼかし、じつはメリットよりデメリットの方が多いです。

これから白髪ぼかしをされる方、対処法も載せておきますので、参考になさってください。

白髪ぼかし 直後~2か月後 色落ちは早い

白髪ぼかしハイライト
染めた直後

白髪ぼかし 1か月後
白髪ぼかし 2週間後

白髪ぼかし 1か月後
白髪ぼかし 1か月後

白髪ぼかし 2か月後
白髪ぼかし 2か月後

色落ちは早いです。

白髪ぼかし後のシャンプー5~6回くらいまで、白いタオルにかなり色移りがありました。

髪を乾かして寝ても、枕カバーにも色移りがあったので、染めた1週間後くらいはかなり気を付けた方がいいです。

白髪染めのときはシャンプー後にタオルに色移りなんてしたことなかったので、ブリーチの色落ち、おそるべしです。

色落ちを防いだり、黄色味を抑えるのに「紫シャンプー」を使うと多少は防げるようですが、私はまだ使っていません。(どのくらい黄色くなるのか確認したいので)

今、2か月後くらいですが、黄色いというより薄めの茶色というかんじです。

静電気がおきる

まだ寒くて乾燥する時期にブリーチしたせいか、直後から静電気に悩まされるようになりました。

着ている服にもよりますが、髪の毛がふわ~っと逆立つことが多いのです。

なので、シャンプー後、ドライヤー後(ヘアアイロンするときはアイロン後)、朝の手入れ時など、1日2回くらいはオイルをつけているときがあります。

髪のもつれがひどい

後ろ髪(内側部分)がよくもつれるようになりました。

私はもともと髪がもつれやすいのですが、寝ているときの摩擦から髪を守るためシルクの枕カバーを使用しています。

でも色落ちがはげしくて枕カバーが汚れるのが嫌でバスタオルをカバーに使っていたせいもあるんですが、髪がくしゃくしゃともつれます。

ヘアオイルを使うことでもつれも軽減しますが、シルクの枕カバーはとてもおススメなので、色落ちが一段落してから使います。

関連記事 シルクスカーフの再利用~髪のツヤを出す裏ワザ

髪のツヤがなくなる

ブリーチすると髪が傷むので仕方ないですが、髪のツヤがなくなってきました。

髪にツヤがないと一気に老け感でるので、私は髪にはかなり気を使ってきましたが、脱色という薬剤パワーはかなり手ごわいです。

50代 ツヤのない髪

髪になにもつけずにドライヤー&アイロンすると画像のようにパサパサです。

50代 つやのある髪

アイロン後にフォルム エモリエント オイル エッセンス (2,420円/115ml)を2プッシュすると濡れたようなツヤがでるので気に入っています。

フォルムはテクスチャーが重めなのでストレートの髪につけるとぺったり気味になりますが、巻いた髪につけるといいかんじに束感、ニュアンスがでます。

白髪ぼかし 1か月後

こちらはモロッカンオイルを使用しています。

ツヤ感はあまりでませんが、オイルなのにサラッとした仕上がりでしっとり髪がまとまり、香りも良いので2つのオイルを日によって使い分けています。

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白髪ぼかしはアッシュ系にしないと混ざらない

白髪ぼかしは白髪を目立たなくしたい!というのが最大の目標ですが、実際は髪色をかなり明るくするか、アッシュ(グレー系)で染めないと、白髪が伸びてきてもうまくぼかせません。

いちおうアッシュよりの茶色に染めたつもりですが、

白髪ぼかし 白髪は目立つ

白髪ぼかしハイライトから2か月後くらいの状態は白と茶色と黒が混ざってて、伸びてきた白髪は目立ちます。

白髪をしっかりぼかすにはブリーチを2回くらいしてもっと色を抜いて、髪色をグレー系の茶色(栗の渋皮のような)に染めないと、白髪ときれいに混ざらないんじゃないかなあと思います。

まだ2ヶ月なので白髪がまだそこまで長くなっていないし、実際は

ジグザク分け目

こんな風にジグザグ分け目にして髪をふんわり立ち上がらせているので、白髪はそこまで目立っていません。

縮毛矯正と白髪ぼかしは一緒にやらない方がいい

私はうねり髪なので、1年に1度、縮毛矯正をかけています。

50代 髪のうねり

最後に縮毛矯正をしたのが10か月くらい前なのでまたうねりが出ていますが、再び縮毛矯正をするまではヘアアイロンで伸ばしています。

縮毛矯正も髪にかなりのダメージがでますし、ブリーチもかなり痛むので、この2つをする予定の方はかなり時期をずらした方がいいです。

美容師さんは「最低1ヶ月はあいだをあけてください」って仰ってましたが、50過ぎの女性ホルモンの出ていない髪は1ヶ月どころか3か月はあけたほうがいいと思います。

白髪ぼかしと縮毛矯正

白髪ぼかし5か月後に縮毛矯正してきました。

ダメージは多少はありますが、髪のうねりをヘアアイロンで毎朝伸ばすのが大変でしたので、手入れが楽になりました。

白髪ぼかし その後

白髪ぼかしをすると白髪が目立たなくなるのでサロンへの頻度が減るよ!と、よく言われていますが、髪自体をかなり明るくすれば、1か月に1度の人が2か月に1度くらいのペースになると思います。

白髪ぼかし 5か月後

私程度の明るさだと、普通に白髪が目立ちます。

この画像は白髪ぼかしをして5か月後くらいです。

さすがに白髪が目立っていましたが、白髪ぼかしのダメージ回復のためにあえて髪を染めずに放置していました。

ていねいにトリートメントパックを続けていたら、静電気や髪のもつれはかなり軽減しましたが。

関連記事 髪にツヤが出るトリートメント フォルムヘアパックでサラサラ髪に!

ブリーチ部分は心配していた黄色にはならず、明るい茶色のままでした。

白髪ぼかし 頻度

美容師さんには1か月半~2か月に1度くらいの頻度で来てもらえれば、白髪もあまり目立たずにいられるのではないか・・・と言われました(個人差はある)

  • 再度ハイライトを入れアッシュに染める
  • オシャレ染めをやめてもとの白髪染めにする

など、次回の施術はそのときの髪の状態で決めましょう~と。

白髪ぼかしをしても、思った以上に白髪がうまくぼかせないので、次はどうしようか悩みました。

ブリーチするとまた髪は傷むし、近いうちに縮毛矯正もしたいしなあ~とうことで、今回は白髪染めで一番髪色を明るくできる「7番で染める」を選びました。

白髪染め7番というのは、白髪染めのカラーチャートの番号です。

白髪染め カラーチャート

白髪染め カラーチャート

7番というのは、ギリギリに白髪が染まる番号だそうで、8~10だと、白髪はほとんど染まらずうっすら色がつく程度だそうです(各美容室の使用する薬剤によって多少の違いはあり)

白髪をしっかり染めたいなら6番以下を選ぶ必要があるようで、7番だと染め上がりに少しムラがでるかも・・・と言われました。

で、白髪染めはもともとブラウンベースでできているのでアッシュにはなりにくく、アッシュにしたいなら、やはりブリーチ+オシャレ染めは必須だそうです。

白髪ぼかしハイライト後の白髪染め

結局白髪染めで染めましたが、以前のブリーチ部分が明るいので、明るめに仕上がりました。

白髪ぼかしハイライト後の白髪染め

このくらいの明るさでもいいかなあ~(本当はもっとアッシュにしたいけど)

白髪染め7番だと染まらない

白髪染め1か月後の画像なので根元1㎝は白くて当たり前ですが、やはり7番だと白髪の染まり具合にムラがでています。

まぁ仕方ないですね。

なりたい髪色にするためにはダメージ覚悟しなければなりませんし。

私は「髪のツヤこそ若見えの一歩」と思ってるので、ダメージで髪のツヤがなくなることがなによりも嫌なんですよね・・。

白髪ぼかし まとめ

  • 白髪のキラキラが目立たなくなる
  • 髪色に濃淡がでてボリュームアップする
  • 顔全体が明るくなる
  • 色落ちが早い
  • 1度のブリーチでは白髪はぼかせない
  • 髪色をかなり明るくしないと白髪はぼかせない
  • とにかく髪が傷む(静電気・もつれ・ツヤ消える)
  • 一般的な白髪染めはアッシュにはならない
  • ブリーチは髪の内側にはしない方がいい
  • ツヤ出しヘアオイル・枕カバーで髪を保護
デメリットのいっぱいある白髪ぼかしですが、私はやってよかったです。

髪色が明るくなることで顔も華やいだように感じますし、髪色に濃淡がついたことでボリュームUPした錯覚もありますし。

ただ、想像以上に髪が傷んだのがキツイですね。

とくに髪の内側はブリーチはせず、髪の動きが出る表面だけにすればよかったです。

白髪ぼかしをされる方の参考になれたかな?

長い記事を読んでくださりありがとうございました。

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