3月上旬に発売されたジョーマローンの「ワイルドフラワー & ウィーズ コレクション」5つのうち、インスタグラムとツイッターで人気の上位3つを購入したのでレビューします。
曲がりくねった川のほとりに奔放に生える雑草(Weeds)や、野生の素晴らしい草花(Wild Flower)からインスピレーションを得て作られたというだけあって、気取りのない親しみやすい香りです。
- ウィロー&アンバーコロン
- ネトル&ワイルドアチリー
- ヘムロック&ベルガモット
- カデ&シダーウッド
- ルービン&パチョリ
2月22日から店舗にて先行販売していましたが、大人気のため売り切れ続出でした。限定発売だったので急いで購入しましたが、正直、失敗したなあ・・・って思ってます。
瓶(入れ物)はコレクションにしたいくらいかわいいのですが、私にとってはちょっと残念な香りでした。
まあ、その理由を聞いてやってください(笑)
1番人気だったウィロー&アンバーコロンの口コミ
さわやかな朝の水面に優しくかかる、表情豊かなしだれ柳。カシミヤ ウッドとスモーキーなベチバーを合わせたウッディな香りの中に柔らかくセンシュアルなアンバーでさらに魅力的に。
春から夏にかけて合う、さわやかなグリーン系の香りです。
トップはグリーンが強いですが、すぐにアンバーの優しいふんわりとした香りが顔を出すので、グリーンとスイートがほどよく中和されるのですが、正直、月並みな香りです。
この手の香りなら、他でも見つかります。(ベチバー系によくある香り)
ジョーマローンならではの個性があまりでていない・・・というか、わざわざ限定で出すほどのものじゃないでしょ・・・という感想を持ちました。
ラストにむけてかなりグリーンが弱くなり、あっさりとしたさわやかさ残ります。
このラストは好きな香りですね。ただ、持続時間短めです。
ネトル&ワイルドアチリーは親しみやすい香り
歩道の割れ目から顔をのぞかせる、とても鋭い棘を持ったイラクサ。それに巻きついた野生の白いノコギリソウの花。
明るいベルガモットで輝きを添え、柔らかなホワイトムスクのベースが、青々とした香りを和らげます。ネトル&ワイルドチアリ― JoMalone公式HP
3つ購入した中で、最初のインスピレーションでは一番気に入った香りでした。
フローラルというより、フルーツ系の甘さが感じられます。甘いけどさわやか、ちょっとネクタリンブロッサムのようなピーチの香りも感じられて、シトラス好きな方は気に入る香りだと思います。
今回の限定コロンは雑草や草花の自然な香りをイメージするものが多いですが、このネトル&ワイルドチアリ―は、そういったイメージそのもので、気取りがない、親しみやすい香りです。
ただ、親しみを感じすぎるので(笑)どちらかというと20代~30代くらいの若い女性に似合いそうです。
一番人気のウィロー&アンバーコロンと比べると、こちらの方が香りの持続時間が長いです。
コロンにしては長めの7~8時間は持つかなあ。
でもラストにしつこさのある甘さがでてきますね。ラストでシトラスの強さがかなりでてきます。
ヘムロック&ベルガモットはふんわり女子向き
ヘムロックのパウダリーな花びらに、ベルガモットの輝きを添えて。危険なのに、思いがけないほど優美な花。ゴールデンミモザと満開のヘリオトロープで明るさを出し、キューカンバーがフレッシュでモダンなアクセントを加えた香り。
これはかなり独特な香りです。個性的すぎて、ちょっと好き嫌いが分れる香りですね。
とにかく甘いです。ベルガモットに砂糖をいっぱい入れたような、ベビーパウダーを凝縮したようなパウダリーの甘さなので、女の子にはウケそうですが、ここまで甘いのは男性にはウケなさそうなイメージ。
これをつけて満員電車に乗ってたら嫌がられる香りかも(笑)
でもラストはいいかんじです。甘さがキューカンバー(きゅうり)で調和されるので、やっと馴染める香りになってきます。
ジョーマローン限定コロン 総評
インスタで大人気でしたのでかなり期待していたのですが、私には3つともイマイチでしたね・・。
ジョーマローンの限定コロンはいろいろ購入しているのですが、失敗も多く、今まで良かったのはプラムブロッサムくらいで、あとはヤフオクやメルカリで売ってしまいました。
もう限定ものに手をだすのはやめようかな(笑)
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